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邦画「雷桜」 2010年

製作: 日
年数: 2010
時間: 132
出演者: 岡田将生 蒼井優 小出恵介 柄本明 時任三郎 宮崎美子
内容: 『余命1ヶ月の花嫁』の廣木隆一監督が、岡田将生と蒼井優主演で描いた時代劇ラブロマンス。徳川家に生まれた斉道は、ある日家臣から聞いた「瀬田村の山には天狗が住んでいる」という話を確かめに村へ向かう。すると山には自由奔放な少女・雷がおり…。


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正直酷評する必要も無いくらい誰の目から見ても失敗してますので、さらっと流したいと思いますw

私は本作が始まって3分くらいで心が折れたんですが(苦笑)、その理由は簡単です。登場人物の格好だけは時代劇っぽい感じにはなっているんですが、言葉遣いが完全にその辺にいるアンちゃんなんですw しかも中途半端に歴史物っぽい単語をつかったアンちゃんです。なのでものすっごい違和感があり、ハッキリ言ってふざけているようにしか見えません。これは全編通してです。恐ろしい事に、柄本明や坂東三津五郎といった普段ちゃんとした時代劇に出ている俳優さんも同じです。あきらかに脚本・監督の指定なんですが、これがリアリティラインを大幅に下げています。きっと時代劇を期待していたであろう年配のお客さんもズッコケたことと思います。

とはいえ、もし本筋のラブロマンスがまともであったならまだまだ良かったと思います。問題はこの部分でして、簡単に言えば雰囲気だけで勝手に惚れて勝手に暴走します。この恋愛周りの描写はお粗末の一言に尽きます。とにかく脈絡も常識も無く、ただ悶え合っているだけです。そもそも江戸時代に個人主義のような概念はありませんし、斉道は非嫡子とはいえ仮にも将軍の子なわけで、それが単独行動で山の中をうろつけている時点で変です。
本作では時代劇という部分がただの雰囲気でしか使われていません。殺陣のシーンでも岡田将生が片手で振り回している(←どんだけマッチョなんでしょうw)刀がすごい勢いで"たわんで"いたり、描写が学芸会レベルです。ロクに血しぶきも出ませんし、なんと終盤には介錯しないのに簡単に死ぬ切腹シーンまで出てきます。「13人の刺客」の間宮図書の切腹を見習って欲しいです。介錯なしの切腹はあまりにも苦しく惨いからこそ、それだけ必死さが伝わるんです。

このように、残念ながらいつものあんまり深く考えない人向けのラブストーリー以上のものではありません。ただ、TBS、電通、東宝、角川、IMJエンタ、というお馴染みの制作委員会の豪華メンツもメインターゲットであるはずの若い女性を集客するには至らなかったようです。残念!

まったくオススメはしませんが、岡田将生か蒼井優の大ファンであれば楽しめると思います。


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洋画「ロビン・フッド」 2009年

製作: 米
年数: 2010
時間: 156
出演者: ラッセル・クロウ ケイト・ブランシェット ウィリアム・ハート マーク・ストロング マーク・アディ
内容: 『グラディエーター』のリドリー・スコット監督が、ラッセル・クロウを主演に迎えて贈るアクションアドベンチャー。12世紀末。イングランド獅子心王リチャード1世が率いる十字軍遠征隊の中に、数々の武勲を打ち立てた弓の名手、ロビン・ロングストライドがいた。フランス軍との戦闘でリチャード1世が落命したと知ると仲間とともに部隊を離れるが、王の側近たちがフランス軍の闇討ちに合う現場に遭遇する…。


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ロビン・フッドの映画で、自分が何度も観てきたのは、ケヴィン・コスナー版です。
子供の頃に見て、弓ってめちゃカッコエエ!!って思って、マネっこしたもんです(>▽<)

今回の、ラッセル・クロウの『ロビン・フッド』は、ケビン・コスナーの『ロビン・フッド』の前の話、英雄(無法者アウトロー)はどうやって誕生したか?が描かれた映画です。
うーん『バッドマン・ビギンズ』みたいな、ビギンズ映画って感じかな?

史実?伝承?に基づいたマジメな時代劇って感じで、超人的な英雄映画ではないので、のんびりとしたテンポで話が進んでいきます。見せ場という見せ場は、特になかった気がします。
そういうとツマらないような気もしますが、『ロビン・フッド』って、こういう時代背景の中で活躍した人なんや~ってのが分かって面白いです。
でも、イングランドの歴史を、ある程度知ってないと、『?』が浮かぶかもしれませんが、
そういう方は、鑑賞する前に、ジョン王の事、ググるだけでも、基本大丈夫かと思います。
(ケビン・コスナーの『ロビン・フッド』を観るのも良い。)

ヒロインに大好きなケイト・ブランシェットが出てるので、なお良いですね。
この女優さん、この手の時代物、衣装物に欠かせない女優さんです。似合いすぎ!
年齢を重ねても、美しさがあります。ほんまエルフの女王(L of the R)ですよ!心奪われます。

そして、ラッセル・クロウも懐かしの映画『グラディエイター』を彷彿させるので、めちゃカッコイイです。弓さばきもカッコイ。

ちょっと半ばだれますが、まあ、観てよかった映画だと思います。
ケビン・コスナーの『ロビン・フッド』を観てると、なお面白い映画だと思います。

よかったらどうぞ。


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アニメ「劇場版NARUTO-ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー」 2010年

製作: 日
年数: 2010
時間: 90
出演者: 声) 竹内順子、中村千絵、日野聡、小山力也、福田信昭   
内容: 岸本斉史原作の大人気忍者アニメの新章「疾風伝」の劇場版第4弾。抜け忍ムカデを追うナルト。ムカデによって解放された龍脈のエネルギーがナルトを飲み込み、栄華を極めた絶頂時代の“楼蘭”にナルトはタイムスリップしてしまう…。


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制約の大部分をそよ風伝の方に押しつけたので、ストーリー的には結構自由に作れたんじゃないかと思いますが、過去に行ったところで、いつもの映画と同様に、適当な国と適当な忍者設定で映画を1本作られただけな印象は変わらず。制約のひとつである、映画限定の必殺技はちゃんとありましたけど。

(ネタバレ注意)
どうせ(制約を守るために)ほとんど禁断とされる記憶を消すという手を使うのなら、もっとがっつりナルトとミナトの関係をお互いに知っちゃってもよかったんじゃないかと思うんだけど、話を作ってみたら最終的に記憶を消さないとうまくまとまらなかったとかそういうことなんだろうか…。記憶を消すにしても、ナルトはミナトに名前を知られるべきではなかったとは思う。ナルトの名前をジライヤ先生から聞いたとき or ナルトの名前をつけるときに記憶の片隅に見えてしまうことになるだろうから、それはよくないと思う次第。ナルトが先に4代目に気づいて、とっさに違う名前を名乗るということでもよかった気。それをミナトが気づかないフリとかでもいいし…。

せっかく出てきた4代目なのに、これといってすごいところが見られなかったのも残念ではあるかな。指導者的な、大人びたすごさは感じたけど、忍者としてのすごさはこれといって見えなかった気。螺旋丸は見慣れているわけだし。“オリジナルの螺旋丸”として、何か違うものがあっても…。

あと敵が単独犯というのも、伝説の忍者が数人でかからないと倒せない相手=伝説の忍者はそれほどのもんじゃない という風に見えてしまってよくないかも。敵さんの方がよほどすごい忍者に見えましたヨ。いや、まぁ、敵さんはすごくていいんですけど、見た目や野望が小物のくせにすごそうってのがさー。

まぁそれでも、本編でナルトの内面でやっと残留思念ながらミナトと出会えたということを思うと、2人が1画面内にいて、会話しているという姿にはちょっとじんわり来ました。せっかく生きてる姿に会えたのだからもっと親子してほしい!と叶わぬ思いを抱えて悶々とする感覚はなかなかよいものでした。


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邦画「THE LAST MESSAGE 海猿」 2010年

作: 新
製作: 日
時間: 129
出演者: 伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太 加藤雅也 吹石一恵
内容: 命懸けの人命救助に臨む海上保安庁の潜水士たちの活躍を描いた劇場版第3弾にしてシリーズ完結編。1,500億円の予算を掛けて開発された海上施設「レガリア」で事故が発生。救助活動を行っていた仙崎、開発者の桜木、作業員の木嶋、医師の西沢、救難隊の服部の5人が取り残されてしまう…。


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この映画、「LIMIT OF LOVE 海猿」の続編で、映画シリーズ3作目です。

順番で言うと、「海猿 ウミザル」(映画1作目)→「海猿 UMIZARU EVOLUTION」(TVシリーズ)→「LIMIT OF LOVE 海猿」(映画2作目)→「THE LAST MESSAGE 海猿」(映画3作目)と続きます。

今回の3作目は3Dで公開されましたが、もともと2Dで撮影されたものをあとから3D化したもののようです。
内容的にも3Dで期待する場面も少ないと感じたし、もともと3Dが好きではないので最初から2Dで観るつもりでした。

実際、2Dで観ましたが、映画の内容的には2Dで全く問題ありませんでした。


感想ですが、正直「LIMIT OF LOVE 海猿」に及ばなかったかな?と思います。

いや、感動的な面白い作品だと思いますが、やはり盛り上がりまくった2作目には内容的・設定的に及ばなかった気がします。

それでも、内容的には2作目の路線を引き継いでいますので、2作目が楽しめた人には十分に楽しめます。一方で、2作目が苦手だった人には、引き続きダメかも知れませんが(^_^;)

2作目は、仙崎と環菜の結婚前の微妙な関係と、座礁したフェリーに環菜が乗っているったって状況、そして仙崎と吉岡のバディの関係など、盛り上がる要素がバリバリにあったからです。

一方、3作目の本作は、まずシチュエーション自体が非常に2作目に似ているので、どうしても二番煎じに見えてしまうのが残念です。

また、環菜も子どもが生まれて家で仙崎を待っているってシチュエーションで、仙崎との物理的距離が遠くて「共演」と言っても全く姿を会わせていない(回想シーンを除く)のも残念でした。

あと、新しい登場人物と現場でバディの関係を築きますが、吉岡は離れた船の上から見守るだけのゲスト出演っぽい扱いなのも、ちょっと残念だったかも知れません。

さて、そうは言ってもかなり面白かったのは事実です。

正直、冒頭あたりは2作目と同様に、いきなり危機状況から始まりますので「もうちょっと余裕があれば」とも思いますが、観ていると、無駄を排してすぐに本題に入る点は良かったです。

後半になると、残された潜水士2人に要救助者3人って事で、ほぼ2作目と似た状況になり、あとは同じパターンです。

その一方で、新たにバディ役となった三浦翔平演じる若手潜水士の服部のキャラクターが見事です。
潜水士になった経緯も「なりたいから」ではなかったし、ここまで生死の境で働くことの肝が座って居なかったって点が、危機状況で明らかになります。

それに対して、数多くの修羅場をくぐり抜けてきた仙崎は、その背中からハッスルオーラが尋常ではなく、信頼感は抜群です。

その仙崎の姿を観て成長を遂げる服部のキャラクターが、特に嫌味もなく、非常に等身大の共感できるキャラクターに描かれているのが、本作の最大の魅力、特に後半での魅力になっていたと思います。

あと、要救助者の吹石一恵と加藤雅也、濱田岳の3人の様子、最初はいがみ合っていたのに自然と仲間っぽくなっていた点も魅力的でした。
個人的に濱田岳が非常に好きだったので、彼のキャラクターが見事に出ていたと思います。また、吹石一恵の船医が仙崎に仄かな想いを寄せているって点も好きな点でした。

一方で、男ばかりの職場に、若くて美しい女医さんが乗っているって状況設定が、ちょっと無理があるかな?とも主います。
前作はフェリーだったので女性が要救助者になるのは自然の流れですが、今回は下手すると全員男になってしまうムサ苦しい状況設定なので、無理に女性を登場させたのかな?と考えます。

あと、最後近くで3人が言葉をそろえて言うシーンは、ちょっと上手すぎて引いてしまったかな?と(^_^;)

それでも、映画としては十二分に楽しめましたし、特撮映像に限っていばこのシリーズは邦画のCG映像の最高峰に近いものを見せてくれているかな?と思います。

前作では、まぁフェリーが沈むシーンこそCGっぽかったですが、座礁して傾いている映像などは合成として自然で素晴らしかったです。

今回はそれを上回る感じで、海上の架空の掘削基地を、たぶんCGをメインで描いているのでしょうが、非常に存在感ある映像として描いていました。ある面で前作を超えた映像だったと思います。


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洋画「GAMER-ゲーマー-」 2009年

製作: 米
年数: 2009
時間: 95
出演者: ジェラルド・バトラー マイケル・C・ホール アンバー・ヴァレッタ ローガン・ラーマン
内容: 「300 <スリーハンドレッド>」のジェラルド・バトラー主演で放つSFサスペンス・アクション。2034年、天才クリエイターが開発したオンライン・ゲーム“スレイヤーズ”では、脳手術を受けた生身の人間が遠隔操作され、激しい戦闘を繰り広げている。無実の罪で投獄されたケーブルは“30回勝ち抜けば釈放”という条件にあと1回と迫っていた…。


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ムービーアイ倒産によってこの映画の行方を心配していたが、無事にショウゲートの配給で公開が決まってよかった。。ジェラルド・バトラーの近未来もので、彼はシリーズ化できそうな映画の主役になりたがっているそうだが、この映画では無理だろう。アメリカでの興行も散々だった。だが話はまあまあ面白い。

設定は今から数年後の世界中が経済破綻した世界。タダ一つ、ゲームだけがみんなの娯楽で、ケンと言う男が作ったゲーム、”スレイヤーズ”により、彼は大金もちになっていた。このゲーム、人間が人間をコントロールする、すなわちバトルゲームなのだが、センサーがコントロールされる人間についており、ゲーマーの体の動き通りに動く。そして撃たれると死ぬことになる。よってゲームで戦ってる人間は死刑囚。この戦いは30段階まで続き、最後に生き残るは誰かというゲームだ。もちろん生き残ったファイターは死刑を免れシャバに出れる(あれ、『デスレース』と一緒だ!)。ケーブルは既に28段階まで勝ち進んでいる。彼をコントロールしているのは17歳の少年、サイモンだ。ケーブルにとって、名声入らない、早く、ゲームを勝ち抜き、妻と娘に会うことだけが願いだった。最後の彼の敵はハックマン、彼は人間によってコントロールされていない。ゲームの運営会社としては、早くケーブルを殺したがっていた。だがケーブルにも見方がいて、最後のバトルへと臨む。。。

ジェラルド・バトラー、『300』並みに体をはってがんばっています。彼は熱演しているけどどうもお話がしっくりこないというか、いろいろな過去の映画のミックスになっていて、新鮮味がない。最後はどうなるかと予想も付きやすいしね。でも俳優たちはいい人たちばかり使っているので、見ごたえはある。このゲームを開発した男を僕も大好きなテレビシリーズ『デクスター』のマイケル・C・ホールが演じていて、最後にはケーブルとの肉弾戦も用意されているし、粋なダンスも披露する。

脚本は、もう少し練った方が良かったかもしれないが、アクションシーンが満載なのでそんなの関係ないか?ゲームにはまっている人たちはこういうゲームが現実にあるといいと思うに違いない。死刑囚は日本にも沢山いるし(笑)。


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